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高柳版「おてつたび」

 高柳町地域では、「Work Rice」と名付けた農作業ボランティアを行っています。Work Riceは、都市部に暮らす人たちが、中山間地域でお米を作る農家さんのお手伝いを行い、その労力の対価として農家さんが作る美味しいお米をいただくプログラムです。中山間地域直接支払交付金という国からの交付金を活用して、高柳町全域で組織した「高柳農業振興会」という組織が行っています。令和4年からやっていて、毎年延べ30~40人くらいの方が手伝いに来てくれ、私も手伝ってもらう側の一人です。いろんな方がやってきます。①毎年、大阪からバイクでやって来て、4日間働きまくって、またツーリングに向かう女性②法律の専門学校の夏休みの課題が、裁判の傍聴かボランティア活動とあり、傍聴はつまらんと消去法でボランティアを選んできた男の子③毎週、全国のどこかでボランティアをしている会社員の人④大学の単位取得にボランティア活動8時間とあり、単位取得のために稲刈りを手伝いに来てくれた女子大生⑤都会の一流企業に勤めながらもデスクばかりでなく現場を知ることが必要なのだと熱く語る女性、などなど動機はさまざま、いろんな方がやってきます。春は育苗の培土づくり、肥料撒き、苗箱洗いから始まり、夏はイノシシ除けの電気柵張りとひたすら畦畔の草刈り、秋には米袋のスタンプ押し、籾運び、30kgの米運び、電気柵外しなどやってもらいます。夏は高温化した40℃の灼熱地獄のなかです。また近年は農作業のEV化も進んでおり、草刈りはmakitaの電動草刈り機を使用、エンジン草刈り機に比べ離せばすぐ止まるので安全でもあります。WorkRiceは基本個人単位なのですが、発展形の企業版WorkRiceも生まれています。ベーグルをフランチャイズ展開するA社がCSR活動の一環としてWorkRiceをどこかで見つけてくれ、毎月5~6名の方が農作業の手伝いに来てくれています。話は盛り上がり、将来的にはA社が高柳で農業生産を!なんて構想があるとかないとか。Work Riceをやる上で、農家の方にお願いしているのは「持て成さない」ことです。田舎の人はどうしても持て成そうとします。お昼を食べてもらわないと、お金を払わないと、と心配するのですが、それだと手伝ってもらう農家側が疲れてしまうので、相手は来たくて来てるんだから、手伝ってもらえばそれでいいんですよ、とお願いしています。(それでも、いろいろ持て成しますが)農作業を手伝ってもらい、労働力的にも非常に助かるのですが、それに加え、いろんな方と会えること、一人だと嫌になるけど誰かいると頑張れること、来た人が「いい所ですね」と褒めてくれことなどがとても楽しいく、心理的にも良い効果があることがわかりました。お米ができると、ほんの気持ちの5kgをお礼で送るのですが、みなさんとても喜んでくれ、とても美味しので売ってください!ということもあります。農家としては労働力も助かり、いろんな人とも繋がる一石二鳥のWorkRice、今年も絶賛募集中です。エントリーはwork-rice.jpをチェック!!

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